松山市民文化祭美術展始まる 10月7日まで 意欲あふれる468作品
松山市民文化祭第35回美術展が1日、愛媛県松山市湊町7丁目の市総合コミュニティセンターで始まった。洋画や書、写真など8部門468作品が訪れる人の目を楽しませている。7日まで(3日は休館)。
市文化協会が毎年主催。市内に在住か通勤・通学している18歳以上を対象に作品を募り、全作品を展示している。高校生から92歳までの意欲作が集まった。
開展式、表彰式には約80人が出席。特別賞4点、35周年記念賞8点、特選49点に選ばれた作者が表彰された。
最高賞の市長賞には、同市萱町6丁目の無職吉岡弥さん(69)の写真「秋の彩り」が選ばれた。池に映る柱状節理と紅葉を収めた1枚で、兵庫県の玄武洞で昨年11月に撮影した。吉岡さんは「自然が好きなので、受賞を励みに風景写真を撮り続けたい」を喜びを語った。